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「光は極東の日本から」の意味 23:06
先日書いたラビ・バトラと言う人の9年前の予測が、今の状況をピッタリ言い当てている事に驚きましたが、『世界同時バブル崩壊』と言う本を出した藤原直哉氏は、ラビ・バトラ氏の考えを参考に、自分の考え方を定めているようですね。

というのは、ラビ・バトラ氏の予測の根拠はなに?と気になり、氏の本『新たな黄金時代(腐敗政治と経済混乱が新時代の革命を生む)』と言う本を図書館から借りたところ、この本の監訳者が「ペマ・ギャルポ、藤原直哉」の二人の名前になっていたので、なるほど!と思った次第。

さて、ラビ・バトラ氏の恩師、サーカー氏は、50年も前(1959年)に、共産主義の早死にと、資本主義の終焉を予測したために、当時は「怪しい予言者」と見られていたようでもありますが、ラビ・バトラ氏の書いたこの本を読んでみたところ、その考え方はちっとも怪しいとは思いませんでしたよ。

以下内容を抜粋。

恩師P・R サーカー氏の説いた『社会循環(社会サイクル)』の法則を元に、注意深く観察して導き出した法則である。

社会の力の構成を分析すると、4つのタイプの精神(富裕者・知識人・武人・労働者)が基本で、4つの政治的な力(「 」内)があり、渦巻状の社会循環パターンがある。
あらゆる文化のあらゆる社会は、「労働者時代」から始まり、「武人の時代」、「知識人の時代」、「富裕者の時代」とそれぞれ発展し、再び「労働者の時代」へと循環していく。

1:労働者「組織された労働者(労働者の組織力)」 
2:武人 「軍隊(軍事力など物理的な力と技術)」
3:知識人「人の知性(人間の地力と知的技術)」
4:富裕者「金と富(ビジネスでの洞察力や富を囲い込もうとし利益を獲得する技術)」

この4つの階層の存在は古代から全ての社会に存在していて、この精神を基本とした分類は変わらない。ただ遺伝的なものではないので、簡単ではないけれど、努力すれば個人の精神の移動は可能。一つだけ例外的に、富裕者以外の分類の者が、富を得ることによって「富裕者」の」精神を実につけることはごく簡単である。

4つの階級のうち3つの階級だけが支配権を奪うことが出来る。

労働者タイプ・・・高度な技術を要求されない労働者。支配権は得られない。
武人タイプ・・・・兵士・警官・消防士・プロのアスリート・熟練工など。
富裕者タイプ・・・起業家・商業工業経営者・金融業・富を背景にした議員・など。
知識人タイプ・・・詩人・作家・弁護士・医者・教授・科学者・経済学者・聖職者など

歴史のパターンには上の4つの階層が関わる一つの環の社会循環の法則や、インフレの法則(過去200年分のアメリカの「マネーとインフレのサイクル」を分析したところ、約30年ごとにピークとなる。)など勘案すると、現在のアメリカの状況は、富裕者の時代の下降期(社会的腐敗が進行)。
貧困の主な原因は、どこの国や地域においても、公的な機関や官僚たちの腐敗によるが、貪欲で、拝金主義的で、利己主義的な資本主義が行きつくところまで行き、崩壊している時。

次に来るのは労働者の時代であり、ブラウト主義経済と呼ぶ「新生資本主義」とも言うべき新しい形での資本主義の時代。

とあります。

(ブラウト主義経済とは?と検索したら、こちらにわかりやすく書かれていました。)

各国毎に歴史の循環サイクルがずれているのですが、バトラ氏の緻密な計算が、図解によってわかりやすく説明されていて、ソ連崩壊はその計算によって予測できたことがわかりました。
日本は今、富裕者の時代の頂点を過ぎたところに居ると言うことです。
人類の歴史の中に存在するこうした循環の法則は、今までのデータ分析をもとに予測しているのでかなり説得力があります。

流れとしては、こちらに書かれている、マルクス経済学の理論大企業が経済の主力である「独占資本主義」は、不可避的に、金融恐慌や大不況、戦争といった危機をもたらし、危機への対策として政府が全面的に介入し、経済は国家独占資本主義に転換するが、この転換は延命にすぎず、本質的には、資本主義は死滅に向かい、大衆への収奪が強まり、最後には社会主義革命が起こるというのが、マルクス経済学の理論である。と、似ているように感じました。
でも決定的に違うところは、カーク・マルクスは 「資本家階級」と「プロレタリア階級」の二つの階層に分けているけれど、サーカー氏、とラビ・バトラ氏は先の4つの分類としているところ。

旧東独など、多くの社会主義国の学校では、1980年代まで、この資本主義の発展プロセスを教えていたんですね!


ともあれ経済は世界で繋がっているため、世界同時恐慌は始まっているようです。
その中で、日本は比較的安全な国のようですが、それが円高につながり、高い金利の国だったアイスランドでは、安いときの円を買って、円建てで住宅などのローン返済をしていた人が、円高の影響で返済額が倍になってしまったのだとか。

日本は円高だと輸入品が安く買えるわけですが、世界的に食糧不足の今、食料自給率の低いわが国は輸入できなくなりそう!

危険な食品の輸入事件などで、「自給率を上げなくては!」と言う意識は高まっているときですが、でもそれでも未だ、残飯などの廃棄食料はものすごく多いようですね!贅沢に慣れきった人には、そんな点の意識改革には時間がかかるかも。

一方仕事を失うなどした人にとっては辛い時期がしばらく続きそう。


さてラビ・バトラ氏の予測にある「光は極東の日本から」と言う根拠は何? それが知りたくて借りた本ですが・・・その具体的方法は書いてありませんでした。
自分たちがどんな世の中にしたいかを考えて、自発的に行動を起こさなくてはいけない、ということでしょうね。


でも(労働者タイプの?)私は、こちらのサイトで、知っているようで知らなかったキューバの歴史を教えていただいて、「こうあるべき!」という道筋に思い至りましたよ!

先ずはその歴史を簡単に引用させていただきます。

キューバは豊富な資源を持つ国であることから、コロンブス以降大国の干渉を受け、悲惨な歴史を歩む。

1492年、コロンブスが最初の航海で到達したキューバは征服され、1511年にスペインの植民地となった。その後先住民は過酷な労働を強いられ、疫病が蔓延して先住民は絶滅。

先住民が絶滅したことによって、労働力が不足し、アフリカ人を奴隷として入植させる。
1898年のアメリカ・スペイン戦争で、アメリカが勝利したことにより、スペインに代わってアメリカがキューバの植民地化を計画、内政干渉を開始。軍事基地が置かれ、カジノや保養施設、売春施設など、アメリカの保養地として権力者の裏庭として扱われる。

富裕層の法律家であったフィデル・カストロはこれに反発し、チェ・ゲバラと共に新しい国のキューバ革命を起こす。
1959年にはバティスタ大統領が国外逃亡し、キューバ革命は成功したが、アメリカからの反感を買い、CIA(アメリカ中央情報局)は反共ゲリラを組織し、1961年には大規模攻勢をかける(ピッグス湾事件)。

これに対しキューバはソ連に接近。ソ連はキューバの共産政府を保護する名目で密かにソ連製ミサイルと軍事顧問団を配備。米国本土を射程に入れる核ミサイルの配置により、アメリカとの核戦争が実行されるかどうかの『キューバ危機』が勃発。
キューバ危機は何とかソ連のミサイル撤去で解決。

その後、1991年ソ連が崩壊し、食糧・石油と必要不可欠な資源をソ連に依存していたキューバは大打撃。
アメリカが揺さぶりをかけようとする中、『我々は資本主義にも共産主義にも同意しない!キューバ革命の色は赤ではなくオリーブの緑だ!』と独立を宣言。

1991年の5月、ソ連邦が崩壊する半年前、カストロは農業・林業技術者の会議で以下のように発言している。
『国民を飢えさせてはならない!ソ連の情勢が不安定化する中、我々の最優先課題は食糧問題となった。我々は肥料も燃料も無い中で、食糧の増産をしなければならないが、今のやり方ではダメだ!トラクターを使わず、ウシを使う。だから、たんぱく質は農作物から採ることにして肉は食べないようにする。この困難な時期を乗り越えてもウシを使った耕作方法はやめないだろう。
そして、我々は農業が最も賞賛され、最も促進され、最も好まれる職業の一つに転換しなければならない。』と。

食料輸入が絶たれ、肥料もなく、昔古来の農法に戻らざるを得なかったこともあるが、化学肥料を使う近代農法による土地の劣化報告もあった中で、バイオテクノロジーを採用。

バイオテクノロジーといっても、遺伝子組み換えとかではなく、発酵学・細菌学・昆虫学を駆使したバイオ肥料、有機的な土壌管理、生物農薬の開発といったエコロジカルなもの。

引用終わり。

こうした経緯があって、今なお貧乏だけれど、教育や福祉は充実されて、心は豊かな国、キューバがあるんですねぇ!

そしてなにより驚いたことに、このキューバの有機農業の成功の裏には、「有機農業プロジェクト」に加わっていた、数人の日本人移民の功績が大きいとのこと!
特に竹内憲治さんなくして「バイオテクノロジーの国キューバ」は無かったのだそうです。知らなかった〜!

こちらのページの一番下に、日本人移民の竹内憲治さんの「4つのゆかりの場所」が書かれていますが、キューバに貢献した証でもありますね。


最近私は、今年8月に亡くなられた福岡正信さん著の「自然農法 わら一本の革命」と言う本を読んだり、こちらのサイトからの配信レポートを読んだりして、自然の力を引き出す経験的な説得力のある行動を知り、日本での農業のあり方を改めて考えていたところなので、キューバの歴史を知って、「光は極東の日本から」という言葉に大きく頷けました。

我が家には田はなく、お米は生活クラブ生協を通して、生産者の明らかな所から年間計画購入していますが、家庭菜園で冬場を除いて自給できる程度の野菜栽培を楽しんでいるだけの私も、遺伝子組み換え種は購入せず、自家採種を心がけ、残渣を堆肥にし、無農薬には特にこだわるなどしています。
だから、発酵学・細菌学・昆虫学を駆使したバイオ肥料、有機的な土壌管理、人的被害の無い生物農薬の開発などには、大いに啓発されます!

わら1本の革命は、クローバーの中に米と麦を交互に播き、不耕起栽培をすると言うもの。その方法で米の収量が、他の田んぼより多いことを教えてもらいましたよ。
| 世の中 | comments(6) | - | posted by osuzu -
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Comment








富裕層の時代から労働者の時代へ。なるほど・・・。

米国型経済のことを「カジノ資本主義」とも言うそうですが、
日本も米国に追随して、格差社会も医療の崩壊も犯罪まで米国並みになりつつありますね。健康保険証を持たない子どもまで出てきているそうで、病気になっても医者にかかれない状態だそうです。本当に医療体制の崩壊には大変危機感を持っています。

「法の下の平等」まであやしくなった日本丸。どこへ行くのでしょうか?
志位委員長の麻生総理への質問が共産党HPの動画で見ることが出来き、視聴率が凄いらしいと聴いたので、
昨夜、観てみました。ワーキングプア問題や非正規雇用問題の追及でしたが、総理の答弁は全く気迫がありませんでした。大企業に対して物がいえ無い自民党、当たり前ですよね多額の政治献金をもらう党なのだから、言えるはずが無いです。トヨタやキャノンと聴いただけで、ビビッているでしょう。

若者の間で「蟹工船」がベストセラーになり、共産党では毎月1000名を越える党員が誕生しているそうです。労働者の新時代へと移行しているのだろうか・・・?と本題を読んで感じました。

私の地域は経済産業相の二階さんの地元。民主党から新人が立候補予定です。二人の一騎打ち。
大臣が新人に敗れるということが現実に起こるかもしれません。
みんな民主党が良いからではなく、とにかく自民党の大物を落とそうと言う勢いが感じられます。そうなるとマスコミも押し寄せて経済効果と県の知名度が上がるかもしれない・・・などと計算をしている人もいます。

posted by Pーちゃん | 2008/10/24 10:04 PM |
えっ?日本で健康保険証を持たない子供がいる?本当ですか?
どういう事情なのでしょう?どこに書かれているのか教えてください。

アメリカ追随の市場優先主義が競争心をあおり、人が機械とみなされて使われている時代に終わりを告げるのは、時代の変遷を読み取って、たった1票で変えようとする私たちなのでしょうね。

多額の政治献金を出す方は、その見返りを期待してのこと。
メディアも広告料が入らないと生活できないので、広告主の都合の悪いことは表に出さないようにしているとか。

そうしたことは、昔だったら到底知ることの出来ない私たちでさえネットで知ることが出来る時代なので、これを十分活用しない手はありませんね。

P−ちゃんの地域では自民対民主の一騎打ちですか。
もし現職が落ちるようなことがあれば、それはメディアも大騒ぎをするでしょうね。
それで知名度が上がって地域活性化につながる可能性?なるほどね〜!

ともあれ雇用制度も、年金制度も、医療制度も、農政も、官僚主導政治も、政治と財界のつながりも、もちろん日米の関係も、今の状態を根本から変える必要を感じますね。
一人たった1票しかないけれど、それを意識して出来るのは、老いも若きも私たち一人一人の1票!
posted by osuzu | 2008/10/25 8:30 AM |
健康保険証を持たない子って、簡単に言えば親が貧しくて保険代が払えなくて、保険証を発行してもらえないのよ。
先日テレビで放映されていました。10割負担なのでついつい医者にかかるのが遅れて病気が進行するそうです。

人口低下は、経済の面からも日本丸沈没に成りかねないそうです。若い人たちが安心して結婚でき、安心して子どもを産み育てられるよう、具体的な政策が欲しいです。わずかな減税では、消費は増えないですよ。

まず、雇用を改善し、年収500万程度の収入は取れるようにしてやって欲しいです。ワーキングプアが増える現在の状態は異常です。
年収500万が結婚できるかどうかのラインらしいです。
posted by Pーちゃん | 2008/10/25 4:12 PM |
へ〜そうでしたか! それではまるで今のアメリカと全く同じ!

確かに同じ日本のうちでも、<a href=http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=310326&log=20070522>以前調べてひとりごとに書いた</a>ように、「児童医療費助成金」は、同じ日本国内でも、東京の杉並区は中学終了(15歳になった年の3月)まで医療費はタダに対し、破綻した夕張市は小学校就学前(6歳になった年の3月)までと、助成して貰える年齢が異なりますから、6歳1ヶ月で健康保険証が無い子も出てくるわけですね!
由々しき問題です!

P−ちゃん、若い人といっても年齢を何歳に設定するかで異なりますが、今の時代、500万円と言えばたいした金額ですよ!
残念ながら恐慌の中で、それだけ出してくれる企業は当分現れそうもなさそう!

でも最低でもワーキングプアー問題では、雇用の安定は早急に何とかしなくちゃ、結婚や子育てなど、とてもとても出来ませんね!
僅かな減税では解決策にはならないでしょう。
posted by osuzu | 2008/10/25 10:15 PM |
実はチェ・ゲバラと福岡正信さんのフアンなんです(笑)
でも、福岡正信さん今年亡くなられたのですね。もう、相当なお歳だったと思いますが・・・
キューバの有機農業が、日本人移民の功績によるなんて知りませんでした。
「光は極東の日本から」まさに、憲法九条の精神と自然の循環を生かした暮らしで地上を埋め尽くしたいものですね。
posted by kimama | 2008/10/27 9:21 PM |
私はキューバの歴史など、キューバ危機を耳にしていた程度で、詳しいことは知らなかったんですよ。
kimamaさんがチェ・ゲバラのファンだというので、いまチョコット調べて知った程度です。
私はそれだけ歴史に弱くとても疎かったのですが、グローバル化した今、世界の動きは全て過去の世界と結びついていたのだと、今ごろになって漸く知りました。(恥)
もっともっと勉強しなくちゃ!

福岡正信さんは、誰もやりそうも無いことを長い年月をかけて実践し、成功に結びつけたところが本当にすごいと思います!

二人ともそれぞれの信念に基づいて活動してこられた方。
私にはまだ知らないことが多すぎて、未だ信念と呼べる力が弱いのですが、武器を持たず「自然の循環」に従う心は、本当に大事にしたいと思います。
posted by osuzu | 2008/10/28 8:38 AM |
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