osuzuのひとりごと菜園とHOMEを離れて、ここではosuzuが独りブツブツとつぶやきます。

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - | posted by スポンサードリンク -
この仕事、どれだけ知ってる? 21:59
現在の状況とは方向性は違うけれど、今の状況はちょうど江戸時代から明治時代への「大転換期」と似ているように思います。
つまり100年に一度のチャンスでもあるということ。そのチャンスの時に、私たちは歴史に学び、ネットでリアルに世界情勢を学ぶことが出来ることは幸せですね。

小沢一郎氏秘書逮捕の3月からもう2ヶ月半。秘書は事実を否認しているために、未だに拘留中。

裁判が確定するまでは無罪と想定され、説明責任は検察と小沢氏の双方にあるのに、検察側は全ては裁判で説明すると言いました。

同じ政治団体(西松建設)からは複数の政治家が献金を受けていたにもかかわらず、小沢氏だけに説明責任を求めてバッシングするのは、建設会社の違法献金問題を正すために行われたものではなく、失脚を狙ったものとしか見えません。

これを、身体的暴力こそ無いけれど、「安政の大獄みたいだ。」と評した人が居ました。

民主党内からも小沢氏引退コールがありましたが、田中良紹さんのブログ「国会探検」には、『長年自民党の手の内を見てきた私の経験から言えば、彼らには「買収」と「恐喝」が仕掛けられているはずである。政権交代後に起きる霞ヶ関との主導権争いの方が重要だ。』と書いています。


以前、植草一秀さんが女性のお尻を触ったと疑いを掛けられて、触っては居ないと言い続けていたために、4ヵ月半(132日)もの拘束を受けていたことがありましたね。

拘置所内で「知られざる真実(拘留地にて)」を書いたということですが、ネットでそれを知り、なんとなく興味を引かれて発売直後に買って読んでみました。しかし経済について無知だった私にはとても難しくて理解するのに時間がかかったし、事件そのものも本当に冤罪かどうか確信がもてませんでした。

でもその後に知った植草さんのブログに書かれた内容は、一貫して自分の得を棄てた庶民目線であり、『一部の富者に目を向け、国民のほうを向いていない政策が、現在のような混乱を招いている。』と主張していることや、本の中には『刑事事件の基礎知識を知らなかったばかりに、痴漢と認めるような言葉を発したことで冤罪に巻き込まれることになったけれど、132日の拘留期間中に、多くの人が無償の愛を注いでくれて、心にしみる言葉、人の愛に出会い、「生きる意味」や「生きがい」を深く考え、命を与えられた。』
と、大勢の方から受けた「無償の支援」や「愛」に、立ち直るきっかけを貰ったことが真摯な気持ちで書かれていたこと、それらを現在のブログ内容と照らし合わせてみて、今では間違いなく冤罪だったと思っています。

文章力の拙い私にはうまく表現できませんが、同じ気持ちをこちらの方がしっかりまとめておられて感動しました。


このような政治的な捜査かもしれないことがあるなかで、次のような本の照会文に目が留まり、図書館から借りて読んでみました。

『急速に監視社会化が進む日本。少しでも体制に楯突けば逮捕される時代となりつつある。こうした状況のなかで、不当逮捕を繰り返し、統治機構の末端で暴力を行使しているのが公安警察である。しかし、その捜査手法は謎に包まれており、実態は明らかになっていない。いったいヴェールの向こう側では何が起きているのだろうか?かつて赤報隊事件で公安警察に濡れ衣を着せられた経験を持つ著者が、その捜査手法や権力構造を照射し、知られざる公安警察の“真実”を追究する。』


新右翼と言われる「一水会」という会の会長をしていた「鈴木邦男」著「公安警察の手口」と言う本です。
鈴木氏が体験したことがつぶさに書かれているのですが、読んでいるうちに、これは知らないでは済まされないぞ!と身震いしました!

警察には、「国家の治安」を「保持」する公安警察のほかに、刑事警察、交通警察などがあり、Wikipediaには、公安職とは
「主として治安をつかさどる、または治安維持に従事するものとして規定された公務員の職の区分を指す。」
とあります。

☆ 警察官は「公安職」で、警察事務職員は「行政職」。

☆ 犯罪の予防や治安の維持などの活動を「行政警察活動」。

☆ 既に起こった犯罪についての捜査や犯人逮捕などの活動を「司法警察活動」と呼ぶ。

☆ 一般的には警察官が第一次的な捜査を行い、検察官は起訴・不起訴を決定するための捜査を行う。
「ただし検察官は、「独自捜査」といって、最初から自分で捜査して、証拠を集めて犯人を逮捕することもある。
よく報道される特捜部(特別捜査部の略称)は、東京、大阪、名古屋の地方検察庁だけに置かれており、東京地検特捜部は、これまで有名なものとして、ロッキード事件、リクルート事件、KSD事件、大蔵省や外務省汚職事件などを検挙摘発している。検察は内閣総理大臣を長とする行政機関のひとつ。首相の指揮下にある。決して司法機関ではない。」

☆ 日本では、起訴は検察官にのみ与えられた権限であり、警察官は起訴できないことになっている。

☆ 各県に「県警(府警・道警を含む)」があり、これらを統括するのが「警察庁」。

☆ その組織図は
全部を統括する「警察庁」では警備局の下に公安課。
東京都の警察「県警などとは別格の呼び方で警視庁」は警備部や刑事部と同格に公安課がある。
地方の県警(私たちの身近な警察)では、警備部の中に公安課や公安係がある。

などなど基本的なことをネットで検索したり、この本の中で知ったのですが、この本には

公安警察は最も選民意識の強いエリート部門であり、同時にその秘密性のゆえに不正の温床となっている。
公安警察の活動費、人件費等を除いた純活動費で約470億円が税金から支出されているらしいが、その詳細は一切公開されていない。
公安は国民の安全を守る立場でありながら、スパイを使い、右翼を利用し、事件を起こすかもしれない人を探し出して取り締まっている。


という実態が書かれていたのです。

私には右翼と左翼の違いもよくわからないのですが、公安は共産党や日教組などを、『暴力を起こすかもしれない思想を持つ組織』として標的にしているようです。

私には今の共産党や日教組がそんな組織だとは到底思えないのですが、イヤ昔の共産党が武力闘争をしていた?ことすら知らないのですが、ニュースなどで、日教組が研究集会を行うのに、会場の周辺に街宣車が集まって近所に迷惑をかける理由から、なかなか会場を見つけることができない話は良く聞きますね。

私もつい最近、隣町の市民会館で何かの行事が行われていたらしい時間帯に、街宣車が騒音を撒き散らして市内を巡回しているのに、警察官は街角に立ってそれを誘導している様子を見ました。
うるさいのになぜとめないの?と思いながら車で通り過ぎましたが、これは右翼を利用して情報を得るために警察が協力している癒着構造だったのかも知れません。

そして盗聴法が取り入れられ、公安警察は盗聴という手段を手に入れることによって、国民の生殺与奪の権利を握るようになったとのこと。「盗聴法」の恐ろしさに身が震えます。
過去の政治履歴でマークされた人は、一生身辺を見張られ、人権を侵害され続けるようですね。

こちらにこの本のあらすじを含め、読んだ方の方の感想が載っているので参考にして下さい。

本の著者「鈴木邦男氏」は、最後に
『公安警察官一人一人はとても優秀な人なのに、旧来の左翼対策のシステムを手放そうとせず、合法的に活動している人を弾圧して監視するやり方は間違っている。刑事警察は「裏金作り」などの不祥事も続出している今、公安について開かれた議論をすべきではないだろうか。この本がそのたたき台になればと思うが、どうだろう。』
と締めくくっています。


その「裏金作り」については、先日(5月11日)「〜さらば警察〜わが人生に悔いなし〜」と言うタイトルで、現職警官が裏金作りを否定して実名で内部告発したために、出世できずに警察官を終えた仙波敏郎氏の人生ドキュメントが放映されていました。
私だったら潰されてしまうだろうけれど、その勇気ある告発をした「仙波敏郎氏」の人間性の素晴らしさと強さには、ものすごく感動しました。

本に書かれた「公安の仕事」についてもですが、警察内部の「裏金」についても、普通の庶民ではとても知りえない内幕ですよね。

「公安警察の手口」の本には公安警察以外の内部事情は書かれていませんでしたが、こうした知っているようで知らない世界、庶民とは遠い世界のようで密着に結びついている「警察の体質」、「検察官の操作能力」、そして裁判員制度が始まった中で、「弁護士の使命」や「裁判所のあり方」についても、私たちも関心を持ってしっかり考えなくてはいけないようですね。

選挙の時に、私たちが裁判官を信任・不信任する機会がありますが、良くわからないからこそ今までの事件の判例を見て情報を集め、最高裁判事を信任するかどうかによって、私たちの民主的な生活を守ることが出来るかどうかの「国民審査」であることも念頭に入れておきましょう。
| - | comments(2) | - | posted by osuzu -
スポンサーサイト 21:59
| - | - | - | posted by スポンサードリンク -
Comment








こんばんは。

仙波氏のことがテレビで放映されたのですか!すごいことです。
実は私、オンブズマンに関わった時期があり、そのときの会報で仙波氏を知りました。
彼の講演会でのお話を記事にしたことがあります。
http://onyx.blog9.fc2.com/blog-entry-452.html
長いですけどよかったらお読み下さい。
posted by blue | 2009/05/25 10:49 PM |
読ませていただきました。
本当に辛い状況の中、頑張りましたね!

テレビは私も後半しか見ていないのですが、最後の退職時、例年なら警察官が玄関前で見送ってくれるというけれど、仙波さんは警察官は一人の見送りも無く、地域の人たちしかいませんでした。

こんなことが許されていいはずがありませんね!
posted by osuzu | 2009/05/27 3:34 AM |
<< NEW | TOP | OLD>>